ゴロゴロ

夏に、クチナシの鉢を購入し、やや大きめの鉢に植え替えてベランダに置いていたのだが、まだ鉢が小さいような気がしたので小春日和のある日、植え替える事にした。

すると、根は全く張っておらず、植え替えなくても良かったんじゃないかとちょっと後悔。
でも、鉢から抜いちゃった事だし、えーい、やってしまえ！
と、決行。

すると、そのクチナシの鉢の中からゴロゴロと何かの幼虫が転がり出てくるではないか！
えええ！？
何の虫？？？
ご…５匹ぐらい出てきたんだけど…

土の中に埋まってる幼虫って言うと、多分甲虫の類だと思うんだけど…
カブトムシじゃない。それは分かる。だってあの大きさはちょっと尋常じゃないもん。
カブトムシみたいに白くないし。
でも、カブトムシ以外の幼虫なんて知らないなぁ。
ぐるんと丸まって、一円玉ぐらいだったような気がする…
鉢の中にいるにはでかいけど、幼虫としては普通なのかな？？
一度ベランダで見かけたちっこいクワガタとか、よく転がってるカナブンとかコガネムシ？
いたら嬉しいのは玉虫だけど、さすがに東京に玉虫はいないよね〜。

と、ひょっとしたら凶悪な物が出てくる可能性があるにもかかわらず、何となく何かの期待をしてしまった私は植え替えた鉢に幼虫たちをそのまま埋め戻してみたのだった…。

しかし、一回掘り起こされてしまった幼虫って、死んじゃったりするのかな…？？？
だとしたらちょっと可哀想だったかも。

そして、同じ日に植え替えたデュランタの鉢は根が回りすぎて土がスカスカになっていた。
もちろん何の生き物も出てこなかった。
何なのだ、この差は。

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