流星群

８月１２日夜。
ぐんま天文台にペルセウス座流星群を観察しに行った。
別に、望遠鏡でのぞくという物ではない。
どこから流れるか分からない流星を望遠鏡で観察など出来る物ではない。
天文台の周辺で寝転がって、夜空を見上げるのだ。
天文台は、そのためにやって来る天文ファンのために建物を解放して、休憩やトイレに使わせてくれる。
そしてたまに、職員さんが解説もしてくれるので、とても楽しい。

今年はずいぶん人が多く、県道にまで路駐が氾濫していて警察にお小言を言われるほどだったようだ。
我々は、遅い時間に付いたので、上の駐車場に止めることが出来たのだが、県道の車の山を見た時には一瞬絶望感がよぎった。
何しろ、県道から天文台への道へ入ってからが長いのだ。
しかも駐車場から天文台までの階段も相当ある。
係の人が駐車場へ誘導してくれた時にはホッとした。

さて。
今年の空は月もない好条件なのだが、残念ながら雲が多かった。
晴れ間と曇りを繰り返し、ちらりと見える隙間から観察すると言った具合。
それでもまあまあ流星は見えたが、やはり澄み切った空とは全然違う。
薄雲越しのせいか、大きくて太い軌跡のものが多かった。
きっと小さくて暗いものは見えなかったのだろう。
１０時過ぎに到着して、２時頃までいて、引き上げた。

その後車で移動していたら、雨が降ってきた。
あの雨は、天文台の方まで行ったのだろうか？
もしそうなら、良い時間に引き上げたものだなぁ。
寝転びながら、雨には遭いたくないもの。

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