初もつ鍋

そう言えば、昨日は人生初のもつ鍋だった。
この歳まで生きてて初もつ鍋って、どういう学生生活だよ、とか思ってしまうが、専門学校時代は友達いなかったし（失笑）まぁ一人くらいはいたけどその子は中卒だったから三つ下。当然夜遊びできないし。

そんなことはいい。

もつ鍋。
昨日はシネマ＆ディナーの日だから映画の後にモツ鍋屋に入ったわけだ。生ぬるい春先の風の中鍋屋に入る客も少ない。店内はガラガラだった。
色んな味が選べるお店だったが、私はもつと言えば何味、みたいなのがまるで分からない。恋人に一任すると「じゃあ醤油味で」と言う事になった。
やってきた鍋には、キャベツが山盛り、ニラと唐辛子が散りばめられて、もつの姿は野菜達の奥深くに埋もれているようだった。
ぐつぐつ煮て、野菜もくたくたになり、食べてみる。
いい出汁で、美味い。
しかし、もつ。なかなか噛みきれずにずっともぎゅもぎゅ噛み続ける。なるほど、これがもつか。
飲み込むタイミングさえ分かれば、案外普通の食べ物である。濃い味なので、炭酸飲料が欲しくなる。ウーロン茶頼んだのは失敗だったか。
シメはチャンポン玉とか言うのを頼んだらラーメンぽい麺が出てきた。それもなかなか美味かったが、野菜を食い尽くしていたせいで、麺ばっか。ちょっと寂しかったな。
機会があればまた食いたい。今度は寒い時期にでも。

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