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殿さま風来坊隠れ旅 第18話 [時代劇]

18話…じわじわ最終回が近付いてくるわ…
今回は肥後熊本藩。前回は福島だったんだが…また遠いところへ…

熊本藩を納める細川家は名君として領民から慕われていた。そのお殿様が設立した養生所の医者が何者かに襲われた。館長は鉄砲で撃たれ深手を負い、一緒にいた若い医者は怪しげな術を使う剣客に一人立ち向かっていた。そこへ銃声を聞きつけた治さんが登場。あっという間に悪者共を蹴散らした。
養生所・盛々館で若い医師・隆之助が手術を行うが、弾丸を取り出す事が出来ない。そこで腕の立つ医師・正木を菊池村の養生所から呼び寄せる。

正木による手術は成功。
正木と隆之助はかつて盛々館で共に医術を学んだ仲。正木は男装をしているが実は女。二人は恋人同士だった。
しかし、御殿医は男でなければならないという決まりがあり、ひいては女は医者になれないという風潮から正木は男装をして医者を続けているのだった。
一方熊本城では…
財政が逼迫しているので金のかかる養生所など潰してしまえという主席家老と、養生所は金のない者も医者にかかれるスバラシイものだから存続させるべきという次席家老の意見が対立していた。
お殿様は自ら指示して設立した養生所を潰す気はない。主席家老にとっては主君でさえも鬱陶しい。
とこで陰陽師と手を組み、意志を弱くする毒薬をお殿様の薬湯に混ぜて飲ませる事にした。
この陰陽師、かつては御殿医として城に上がっていたのだが、今はその座を盛々館の館長に奪われている。盛々館を潰せば自分が御殿医として返り咲けると思っているようだ。
日に日に殿さまの意志は弱くなり、簡単な書類にも目を通す事が無くなってきた。何も知らない家臣達はそれが病のせいだとしか思っていない。
村垣の報告でとうとう正木と治さんが城へ。館長以外が殿さまを診るとは、と家臣はざわつくが薬湯に毒が入っていると分かると「誰の仕業だ」とうろたえる。
あわてて逃げ出す茶坊主を小部屋に追いつめ、問いつめる次席家老(善)そこへやって来た主席家老(悪)が茶坊主を切り捨て、さらに次席家老(善)まで刺し殺す。
駆けつけた治さんや家臣達に「首謀者は次席家老である。茶坊主は刃向かったので自分が殺した。そして次席家老は腹を切った」的な事で片づけた。←ちょっとあやふや。
こうなると主席家老はやりたい放題。次席家老(善)派だった者達をどんどん闇討ちし、熊本藩を手中に収めようとしていた。
そしてとうとう養生所も開いてはならぬとの達しが出てしまう。
しかし、お殿様直筆の任命書がある事でなんとか切り抜け養生所は存続。しかし、どうしても養生所を潰したい陰陽師&主席家老は別の手を考える。
正木を盛々館の次期館長に推挙するのだ。しかし、正木は女。これがばれたら盛々館側が掟を破った事になり、罪に問える。そこで御前試合を開き、殿の目の前で正体を暴いてくれよう、という訳だ。
知らせを聞いてうろたえる盛々館。館長は怪我を押して対戦相手に手心を加えてくれるように頼むが、その相手はあの怪しげな術を使う剣客だった。
館長は斬り殺され、供に付いていた隆之助も傷を負う。
御前試合の日。
正木は剣客と対峙するが怪しげな術に翻弄される。そこへ鷹参上。
あの怪しげな剣客もすっぱり治さんが退治してくれた。
終わった所へ甚左到着。何と今回ここだけの出番。珍しいわ。
今日は死体まだあったよ…。仕事にムラがあるよ村垣。
その後…細川の殿さまに頼んで、御殿医は女でもいいって事にしてもらってめでたしめでたし。正木も女姿で登場し、いずれ隆之助と祝言を挙げると言う。
そんな正木にちょっと心引かれる宗さんを、治さんが引っ張ってエンディング。

今回の話は悪が悪過ぎてちょっとびっくり。
何人殺してるんだよ。ひどすぎるよ。
あんだけ悪いと鷹参上がマジで気持ちいいわ。

笑い所の少ない今回…。
治さんが村垣の報告を受けて、ふと気付くともう誰もいない…というシーンがある。これは風のように去っていく村垣の凄いところを表現したのだとは思うのだが、「そんな白昼夢を見た治さん」みたいに見えてしまってややぎょっとする(笑)

さて次回は使用済み腰巻きを売り物にするお話。
龍神のおちかねぇさんだっけ??結構かわいいんだよねー。これも切ない恋の話だったはず。
残る話数も少ないな。
後は…消えた大名行列と最終回か…
あと三回…あーせつない…。
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