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なくす [日々]

先日、恋人の実家から電話が掛かってきた。
恋人が携帯を落としたらしく、拾った人が実家の番号を探し当ててどこそこの交番に届けますよと連絡してくれたのだとか。

はて、恋人はつい今し方床屋へ出かけたばかり。
ずいぶん近くで落としたもんだ。

(中略←何が)

夕方前、帰ってきた恋人に事情を話すと早速交番へ。
しかし、そういう届け物は無いと言われたらしく狐につままれたような顔で帰ってきた。
ご実家からの電話の時に聞いた拾い主さんの電話番号へかけると、まだ交番には届けていないとのこと。
急ぎますか?という拾い主さんの問いに、恋人はうっかり「それほどでも…」と答えてしまう。
結局受け渡しは交番に届けた物を恋人が取りに行く、という形になった。
交番にはもう遺失物として届けてあるので、連絡は入るはず。

さてそこからジリジリしながらの電話待ちが始まった。
やや遠い交番なのでバイクで行く事になる。
夕食にビールは飲まない。
落ち着いて食事もできない。
ジリジリジリジリ。
私は暑い昼を避けて夜に買い物に行く。
帰ってきたら恋人が出かける準備をしていた。
なかなか電話が来ないので交番に行ってみると言う。
しばらくすると「巡回中だった…」と肩を落として帰ってきた。

まぁ、拾った人も分かってるんだから…となだめてはみるが、色んな連絡先が詰まっている物が他人の手にあるというのはかなり不安に違いない。

こちらがそわそわしても仕方がないので、テレビでも見ようとスイッチオン。
そうだ、久しぶりにアメトークでも見ようとテレ朝にしてみれば、始まったテーマが「携帯無いと不安芸人」だった。
ゲラゲラ笑う私に恋人はすっかり拗ねてしまう。
そんなアメトークも終わる頃、再びバイクで交番へ。

しばらくすると「あった」というメールが届く。

良かったね♪
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