双子座流星群

１４日。
双子座流星群を見にぐんま天文台に行った。
東京では曇り空だったが、群馬ではキレイに晴れており、なかなかの流星日和…と言いたい所だがあいにくの月夜。
先日の皆既月食から数日しか経っていないので、まだまだ明るい月明かりで細かい流星は見辛い状態。
それでも天文台にはそこそこの天文ファンが集まっており、寝転んで流星を楽しんでいた。

しかし、真冬の群馬。山の上。
風こそ無かった物のじわじわ来る寒さはかなりの物。
スタッフが巡回して星の解説などをしながら「寝ないで下さい。危険です」と何度も繰り返していた。

流星は、明るい空の割にたくさん観察できた。
今回は一つ流れると続けて同じような場所に何度も流れるというパターンが多くて、なかなか面白かった。
大抵の流星は、一つ一つ全く別の場所に流れるのだが、今回のような流れかただと誰かが「あっ」と言った方向を見ればもう一つ見られたりするのでラッキーだ。
スタッフの話によると、今回は結構よく流れたほうらしい。
私も何度かぐんま天文台に行っているが、今回はけっこう沢山見られた方だと思う。

それにしても寒かった。
あったかインナーにフリースのハイネック、その上にモールニットのセーター着てもこもこのロングコート、ネックウォーマーにイヤーマフ、そして毛糸の帽子に手袋、足下はレッグウォーマーなど、寒さ対策はしていたが、じっとしているとやはり寒いのだ。
フリースのミニブランケット三枚を巻き付けてもまだ足りない。
足首にカイロを貼り付けていたお陰で、足先が冷えて痛くなるという事がなかったのは良かったが、やはりシートを敷いただけの地面に寝転がっているのはかなり体温を奪われる。
次回に行く時にはもう少し改善したいものだ。

午前一時過ぎに撤収。
天文台の自販機で暖かい物を買って一気に飲み干したら、一気にからだが暖まってほっとした。
自販機の、あたたかいコーンポタージュ缶が完売になっていたのには笑ってしまった。
みんな、あれが最強に暖まることを知っているようだ。
深夜で小腹が減っている時ならなおさらだ。

キレイな流星を見て大満足。
また見られたらいいなぁ。

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