カラー忍者 [夢]
今朝はずいぶん寝坊した。
また夢を見ていたのだ。
何かの罰ゲームで、私は忍者の格好をして洋服を買いに行く羽目になった。
しかも着物が黄色で袴がピンク。ひどい。
その格好で、一切動揺せずに普段通り買い物をしろ、という指令らしい。
店に入ると、すでに何人かのカラー忍者が店内をうろうろしていた。
それも私を動揺させるための罠らしい。
私は笑いをこらえながら忍者どもを見た。黄色と青と赤。おかしすぎる。
皆、楽しそうにTシャツなどを選んでいる。
ふと見ると、近くに私好みのハイネックのセーターがあった。今着けているピンクの袴にも合いそうだ。しかし袴に合わせようとしてしまった自分にちょっと笑いそうになる。あぶないあぶない。
手にとって広げ、体に当てて鏡を見ようとしたが、壁一面に貼られた鏡に目をやるとそこには計ったように巨大な店員が立っていて私の姿はすっかり隠れてしまっている。
店の雰囲気にあまりにも不釣り合いな巨大さに思わず動揺し、しかし「やられた」と思いながらも平静を装い、一歩二歩ばかりよけて鏡に自分を映そうとしたらそこに鏡はなく、壁の木目だけが見えていた…鏡はちょうど巨大店員に隠れた辺りで終わっていたのだ。
やられた。
私は木目を見た瞬間こらえきれなくなり、下を向いて笑い出し、あわてて店を出た。
出た所で「終了〜」の声が響き、私の罰ゲームは終わった。
そのまま私は笑い転げ、その笑い声で目が覚めたという次第だ。
目が覚めれば、何が面白かったのかよく分からないが、カラー忍者はなかなかのインパクトだった。
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