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殿さま風来坊隠れ旅 第13話 [時代劇]

13話。
阿波から安房へ。…って何かのシャレ???シャレなだけでもの凄い大移動。殿さま二人も大変だ。

安房は南総里見八犬伝で知られる里見家が治めていたが、家が没落してからは別の大名が入っている。
さて、その里見家が残した財宝が山のどこかに眠っているという噂が立った。
館山藩では俄のゴールドラッシュに湧いている。
一行は、お宝を探し当ててお京の一座を立ち上げる資金にしようと山に入ろうとする。しかし、入り口は藩の役人に固められていて「お宝探索御免札」というものを一両で買わなければ出入りできないのだという。それは暴利だと宗さんは一抜け。お京・染吉・治さんの分三枚を購入し、いざ山に入ろうとした時、山に住む猟師の娘が札がない為に家に帰れずに困っているのに気付く。それを見た染吉が札を彼女に渡して二抜け。男らしい…。
治さん達は猟師の家に世話になりつつの宝探し。しかし、猟師は宝探しなどやめろと言う。しかもやたらと不機嫌。
一方宝探しの現場では一向に出ない宝にデマなのでは、という噂が広がっていた。治さん達も、娘が知っているという洞窟に行ってみる物の、里見家の紋所を刻んだ地蔵があるだけで手がかりはなし。
実は宝の噂は館山藩の家老が地元の顔役と仕組んだ事だった。人が集まり、旅籠も酒屋も賭場も儲かる。その何割かを藩に納めさせる。おまけにお宝探索御免札でも金を集められると言うわけだ。
しかし、宝の噂自体はデマではなく、実は館山藩も宝を探しているのだ。噂を広めて宝を探させ、見つけたら我が物とする魂胆。いかにもな悪役っぷり。
デマの噂と、ゴールドラッシュの下火に売り上げが減ってきたので、新たな策に出る家老一派。
宝を探していた男が、三本爪の巨大な足跡の化け物に襲われると言う事件が起きた。足跡の側に砂金が落ちていたことから、やっぱり宝はあるんだ、この怪物が宝を守っているんだと再びお宝探しに火が点く。
そんな中、猟師が山を下り、家老を訪ねて宝探しをやめるように懇願する。自分は猟師。山を荒らされては暮らしが立ちゆかない。どうか宝探しをやめてくれ、と言う訳だ。
この猟師、もしや里見家ゆかりの者ではないかと目を付けた家老は、配下に猟師を探るように命じる。
猟師が家で一人宝の地図を見ている時、三本爪の怪物に襲われ大怪我を負う。駆けつけた治さん達と猟師の娘。そこで猟師が告白する。我々は、里見家の末裔だと。いつの日か、残された財宝で里見家を再興するのが我々の勤めだったのだと。しかし、地図は奪われてしまった。地蔵を倒してくれ…がくっ。
村垣の調査で三本爪の怪物の正体が明らかになる。足跡は地ならしの道具を使って作ってあり、傷は忍びの者が手甲鉤で人を襲っていたものと判明。
さて、洞窟では家老達がからくりを動かして宝を手に入れようとしていた。
そこへ鷹参上。
洞窟の中での立ち回り。狭いけど頑張る二人。宝にかじりつく家老を見てあきれた治さんは、言われた通りに地蔵を倒す。
すると洞窟は崩れ去り、家老一派もろとも財宝は土砂に埋もれてしまったのだった…。
洞窟の外で甚左は10本目の羽をゲット。そろそろ死体が無くなっているかな…。

さて上のあらすじにほとんど書かなかった宗さんだが、今回はなかなか格好良かったのだ。
まず、賭場で貸し元とサシで勝負をし、賭場を手に入れる。これがなかなかの親分っぷり。
そして染吉を使って料亭の若旦那をそそのかし、博打で大負けをさせる。借金まみれの若旦那を使って料亭内に忍び込んで家老一派の悪巧みを盗み聞き。やるねー。
源内先生はと言えば、お宝探知機で一攫千金を狙っていたが、あの洞窟まで行っていながら見つけられなかった所を見ると、失敗の巻〜だったのでは?
でも「熊より大きい獣は日本にはいない」と言う言葉がちょっと物知りさんな感じでカッコイイ。

さて。次回は赤ずきんちゃん。撮影は彦根城だったと思うが、実際はどこのお話だったかな…。
宗さんのキスシーンあり。
そして噂の…いや、伝説の「木製自転車」登場!!!エンドロールが凄いんだよ。あれはホントに…乗ってみたい…。二人乗りオッケーなんだよな。
お楽しみに。
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