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殿さま風来坊隠れ旅 第17話 [時代劇]

第17話。
今回は奥州・白河。佐賀から福島へ。こりゃまた…

奥州白河藩は松平家が治めている。現藩主は病に伏せっているので、藩政は若殿、定信が代わりに執り行っている。松平定信は言ってみれば治さん宗さんとは親戚筋。当然顔見知りな訳だが…
白河藩では能面をかぶった盗賊・能面組が藩内を荒らしていた。その能面組に出くわした宗さん。賊を追ううちに、賊の一味と間違われて役人に捕まってしまう。
一方治さんは一人で山道を歩いている途中村垣に出会う。
「能面組と称する盗賊には、表と裏がございます」
どういう意味かと問う前に、役人が現れた。村垣は姿を消すが治さんはこれまた能面組と思われて城に連行される。
治さんと宗さんは詮議の場で顔を合わせる。下っ端では話にならないから定信を呼べ、とごねるとようやく定信が現れた。
二人の顔を見た定信は「あっ」。
すぐに家臣を下がらせ、平伏。
定信の話によると…
白河藩は財政逼迫の折り、幕府から大規模な工事の役目を言い渡された。しかし、そんな金は藩にはない。そこでニセの盗賊騒ぎをおこして「空飛ぶ武器を操る盗賊退治に忙しいから工事は請けられません」と断った。
しかし幕府は「そんなに厄介な盗賊ならば援軍を送ろうと」言ってきた。それはまずい。
そこで「もう捕まえました」と返事をした。
これで済むかと思ったら、「ならばその盗賊の見聞役を送ろう」と道中奉行を白河に向かわせたという。
おいおい、空飛ぶ武器なんかないぞ。盗賊騒ぎが定信の仕組んだ事と知れたらえらい事だぞ。
ところで…宗さんが出くわした能面組と、定信配下の能面組は装束が違う。しかも、剣の腕もまるで違う。
そして何より定信は能面組に殺戮を許していないのに、城下では能面組に殺されたという領民が大勢居るという。
能面組は、二つあるようだ…。
さて今回の悪は家老と定信の側近。家老は凶悪な能面組を組織して若殿の評判を落とし、廃嫡させる魂胆。しかも盗んだ金を賄賂に、白河の支藩の藩主になるという野望まで持っている。どう考えても無理っぽいのだが、そこはほっといて…。
定信は賢い頭で側近の近藤が怪しいとにらむが、家老一派によって廃寺に監禁されてしまう。
定信が居ないまま道中奉行が到着するのはまずい…と、治さんは宗さんに定信の代役を頼み、盗賊の役をお京・染吉・源内先生・甚左に頼む。
かくして道中奉行との対面は何とか上手くいき、上手くいってしまったが為に定信はとうとう命まで狙われてしまう。定信があわや銃で撃たれようとするのを村垣が身を挺してかばい、若干の流血の後鷹参上。
今回いじけて休業モードだった甚左はラス立ちの後にも駆けつけず。羽はゲットならず。
因みに村垣負傷の件にはその後全く触れることなくエンディングへ。隠密は負傷しても無視されるのか…まさに死して屍拾う者無し!村垣は屍片づけてるのにね…(多分)

今回は笑えるポイントが多い。まず甚左が「もういい。勝手にして下さい。私はお暇をもらいます」と、すっかりヤケになって温泉浸かりに行ってしまうのだ。
それを引き止める治さんと甚左のやりとりをお染吉が見て「何、あのじいさん。ひょっとして治さんに惚れてるのかしら?オカマよ、オカマ!私には分かるの!!!」
うーむ。説得力大きいわ…。
その後定信のワガママっぷりをいさめてもらおうと甚左を呼びに行く物の、どれだけ頼んでも「私には関係ありません」「ただいま休暇中につき…」などと言って全く動いてくれないのだ。とうとう治さんは「もう知らん、勝手にしろ」と言って去るのだが、その去り際が…(笑)。いっぱい徳利の乗った膳を蹴飛ばすのだが、ガシャン!ではなく、何とも控えめなカチャ…って感じ。育ちがいいねぇ。治さんは。

宗さんは冒頭、雨宿りの為に人んちの蔵に入り込んでいたのだが、村垣と一緒だったためにゲイと勘違いされてしまう。そしてそれを否定する為に「オレは女大好き。女専門。四六時中女の事しか考えてないの」と発言した為に今度はどスケベと思われる。しかし、これは間違いではないので誤解とは言えない…。

そして源内先生の作った「空飛ぶ武器」は全編通しての最高傑作だと思う。
あんなのはきっと現代でもなかなか難しいよ。何で飛ぶんだ???盗賊役のお京達までみんなポカーンと見上げてるシーン、いいよね。
源内先生がカツラのズレを直しながらキュルキュルハンドルを回すシーンは大好きだ。ああいう小ネタ好きなんだよなぁ。

あと、ゲストがひかる一平って事で、必殺の秀さんと順の顔合わせ。京本政樹もいるから竜もいたわけだ。ファンはちょっとぷぷぷって感じかも。

さて、次回はキンモクセイと女医…いや、お医者さんのお話。
ちょっと切ない話だったかな。今回とは大違い。
お楽しみに。
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殿さま風来坊隠れ旅 第16話 [時代劇]

第16話。
佐賀・鍋島藩へ。
前回の津から佐賀か…遠いなぁ。

治さんとお京・染吉の三人は荒れた屋敷で殺された男を発見する。駆けつけた鍋島藩の役人はそれを化け猫の仕業だと言う。
一方宗さんは賭場で知り合った男から藩札を渡され、小判と交換する。しかし、その藩札は精巧に作られた偽札だった。今、鍋島藩では偽札が大量に出回り財政が逼迫する自体になっていたのだ。
悪の元は大目付。家老兼勘定奉行を財政を逼迫させた廉で失脚させ、自分が家老の座につこうという魂胆。
その為に職人を集め、荒れ屋敷でニセ藩札を作らせていたのだ。そしてとの屋敷には化け猫が出ると噂を流し人が近付かないようにした。殺された男は、そこの職人。無断で藩札を持ち出した為に殺されたのだ。
町の飯屋でお京と染吉はかつて一座で一緒だった菊千代と出会う。今は芸者をしているが、近々まとまった金が入るのでそれを元手に再び一座を立ち上げるつもりだという菊千代に、お京・染吉は大喜び。お京・染吉も一座に参加できる事になり、みんなで祝杯を上げる。
そこへ大目付から菊千代にお座敷がかかる。
その菊千代の家の押し入れから化け猫の衣裳を見つけてしまうお京・染吉。コレは一体…
翌朝、菊千代は河原で何者かに斬られて死んでいた。役人は辻斬りだと言うが、前夜大目付に呼ばれているのを知っているお京達は菊千代が大目付に頼まれて化け猫を演じ、噂を流していた事に気付く。まとまった金とは、その報酬で、口封じの為に殺されたに違いない。
斬ったのは大目付。
お京達は敵を討とうと、大目付の座敷で化け猫を演じたり菊千代の幽霊を見せたりのびっくり攻撃。
そんな中、実直な家老は財政を混乱させた責任を負って切腹。
と、言うわけで鷹参上。
甚左は今回疲労と発熱の為立ち回り後に駆けつける事はできなかった。
かくして…お京と染吉の一座復活の夢は泡と消えてしまった…。
エンドロールはお京・染吉と殿さま二人が和気藹々と歩いていたり、源内先生が例の自転車に乗っていたり、甚左が老体にむち打って二人を追っていたり、そんな甚左を気にして歩く村垣だったり。

今回は、甚左が旅の疲れで倒れてしまっていた。そりゃー。あの年では辛かろう…。主君である治さんにおんぶされて恐縮しまくり。かわいそうに…。

あと宗さんの太鼓持ち。すごいねー。あの殿さま、何でもこなすねー。そして染吉と声を揃えて「たたりじゃー!!!」ぷっ…。

さて、次回は一気に奥州・白河へ。
ゲイ疑惑がここにもあそこにも。アタシには 分かるの!の、染吉に深く頷くことになるだろう…。
ゲストはひかる一平。秀さんと順、ついでに竜の競演だ。ちょっと面白いね。
お楽しみに。
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殿さま風来坊隠れ旅 第15話 [時代劇]

もう15話か…毎日だと早いなぁ。
15話は尾張から津へ。
前回茨城だったから、また結構動いたね。

宗さんは地元尾張名古屋でアヘン中毒らしい男を見かける。その男は、津に行けばいい事がある…と言っていた。
津。
津ではきっと何かが起こっているに違いない。宗さんは津へ向かった。
その途中、男装の妹・鶴と、その道中案内師に出会う。もの凄い美人の道中案内師・おせんに宗さんはイチコロ。しかし彼女は行方不明の許嫁を捜す為に諸国を歩く道中案内師になったのだ。おっと残念ね。
その頃治さんは侍に言いがかりを付けられて困っている町人を助ける。津の廻船問屋・安渡津屋新兵衛というその男は商売敵の伊勢屋にアヘン密輸の疑いを持っていた。伊勢屋を調べる治さんと安渡津屋は何者かの襲撃を受ける。その時安度津屋は相手の刀を奪い、見事にその場を切り抜けた。治さんは、おや?安渡津屋は元侍か?と疑問を持つ。
一方店には続が押し入り、子供がさらわれてしまった。大あわての安渡津屋。しかし、その子を偶然宗さんが助け出す。子供を連れて店にやってきた宗さん一行。
大喜びの安渡津屋。その顔を見たおせんが凍り付く。探していた許嫁に瓜二つなのだ。おせんの許嫁は五年前、幕府の命を受け、津に潜入。そのまま行方を絶ったのだという。しかし、安渡津屋はおせんの顔を見ても顔色一つ変えなかった。どうなっているのか。
よくよく話を聞いてみると、安渡津屋は五年前、記憶を無くして海辺に倒れていたところを先代の旦那に助けられたのだという。そのまま働くうちに才覚を見込まれて一人娘と結婚し、安渡津屋を継いだのだ。
安渡津屋の素性は村垣が知っていた。彼は隠密として五年前、アヘンの抜け荷の事実を探る為津に潜入したがのだ。
伊勢屋は隠密を城代家老と共に始末した。したつもりが、生きていたとはつゆ知らずに。
きっと安渡津屋は許嫁に違いない。しかし、あんないい奥さんと子供の前でそんな事は言えない、と、おせんは許嫁を忘れる事に決めた…。
そんな時、安渡津屋に奉行所の手入れが行われた。あるはずのないアヘンが見つかった廉で安渡津屋は牢へ。
伊勢屋はアヘンで稼いだ財力で町奉行をも抱き込み、更に上の城代家老までアヘン漬けにして籠絡していたのだ。悪だぜ…。
安渡津屋の窮地を知ったおせんは牢に侵入し、斬られて絶命する。最後まで、諦める事が出来なかったと、思い出の簪を安渡津屋に差し出して…。
で、鷹参上。
二人が去った後に駆けつけた甚左と鶴姫。なぜか死体はキレイに片づけられている。そこへ羽がひらりと落ちてくる。11本目の羽ゲット。ここで、今までの羽を集めていた事が判明。コレクションだね。
エンディングは琵琶湖畔(海のつもりらしい)を仲良く歩く二人。だんだんアホっぽさにも磨きがかかっててきた。何か…自由すぎるぜ。あれ、音声入りで見てみたい。何喋ってるんだか。

今回は、源内先生が結構アクティブだった。
○アヘン窟を見てしまったせいで蔵に閉じこめられる。
○天才だとばれて連発銃を作れと命じられる。
○その代わり、一度試したかったんだと言ってアヘンを手に入れる。
○連発銃の図面を作る。
○お京・染吉にようやく見つけてもらう。
○お京に窓の隙間からアヘンを渡して、治さんに届けてもらう。
○図面を破く。
○その後の消息は誰も知らない。
源内先生の事だから、鷹参上のどさくさに紛れて逃げたんだろうけどね。
ここで重要なのは「治さんにアヘンを届けてもらう」のトコね。
捕まった時点で、治さんがアヘンの出所を調べている事を源内先生は知らなかった。それでも治さんに…と言ってるって事は、源内先生、治さんが徳川治貞だと確信してるって事だね。結構、一話の時点で気付いていたのかも。

高島礼子と三ツ木清隆は暴れん坊将軍のお庭番コンビだったはず。高島礼子…この頃からめちゃめちゃキレイだよ。

そしてそろそろラス立ち後のお屋敷に死体が転がらなくなってきた。
誰が片づけているのか…。
もちろん、村垣!!!よく働くねー。がんばれ雑用係。

さーて次回はまた九州だ。
化け猫騒動とお京の芸の姉さん。
珍しく必死なお京の奮闘ぷりをご覧あれ。
でも…お京だからちょっと…やかましいけどね。

そして…殿風終わってからテレビ埼玉にチャンネルを移すと秀さんが丁度仕事をしている場面だったりする。三田村邦彦今昔。

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殿さま風来坊隠れ旅 第14話 [時代劇]

14話。
千葉から茨城・土浦藩へ。うん。近いね。

土浦藩では赤頭巾の辻斬りが出るという。捕らえた者には賞金が出るというのを聞きつけて宗さんが土浦藩にやってきた。
一方の治さんは剣の師匠がこの藩にいるというので挨拶に来たのだという。
さて土浦藩では姫が縁組みを承諾しないことが家臣達の悩みの種であった。しかも、剣術を好み夫婦となるのは真の侍でなければイヤだという。側用人はそんな姫をいさめるが、藩主の弟である家老は自分の息子を姫に勧め、藩政を我が物にしようと企んでいた。しかし、その息子は剣術など全く出来ぬ軟弱者。姫にこっぴどく負けてしまう。
そう。この姫、赤頭巾の辻斬りなのだ。
ある夜も辻斬りに出かけた姫だが、武芸者に追いつめられてしまう。そこを助けたのが宗さん。その宗さんの剣の腕に惚れた姫は宗さんを拉致。夫になるように命じる。
その頃治さんは盗人に襲われている老人を助ける。偶然にもその人は治さんの師匠であった。かつては剣聖と呼ばれた師匠だが、剣の道の虚しさに今では竹光を差して城に上がっている。師匠・長瀬は姫の側用人。姫に剣の手ほどきをしたのは長瀬であったが。今はそれを悔いていると言う。今はまた、勝手に町の者を婿に迎ようとしている姫を何とかいさめなければならないと、心を痛めていた。
そんな土浦藩に幕府の大目付がやって来た。
大目付は姫の辻斬りの噂を聞きつけて土浦藩を取りつぶそうとしているのだ。しかし、それを知って大あわての家老に悪巧みを持ちかける。かのへっぽこ息子を強引に藩主に据える為に、姫を辻斬りの廉で断罪せよ。そして藩政を我が物にした後はそれ相応の物を大目付に…。みたいな。
こうなると我が儘し放題の姫もピンチ。姫を守ろうとする長瀬は斬られ、切腹を言い渡されるところに甚左が駆けつける。
こんな事が上様に知れれば大目付もただでは済まない、と言う甚左に紀州藩江戸留守居役の言うことなど知ったことか、という態度。では、コレならどうだと襖を開ければそこには立派なご衣装の尾張・紀州の殿さま二人。この旨上様に伝えるからそう思え!ははあ参りましたーと一件落着。
やれやれといつものスタイルに戻って城を後にするが、幕府に知られたら堪らんと、大目付が追っ手を差し向ける。なんとそのままラス立ちに突入。
もちろん甚左は羽をゲットできず。
エンドロールは竹の自転車に二人乗りする殿さま二人のスロー映像。ぎゃふん!

さて、今回はやっぱり自転車でしょう。
これは源内先生がデリうな(デリバリーウナギの蒲焼き)の為に作った自転車なのだが、木と竹で作ってある。ハンドルには赤い房が付いていてなかなか可愛らしい。
ラストシーンでは殿さま二人がコレに乗って逃亡するのだが、二人乗りしても平気という強度を持っていることも分かる。悪路の為かハンドルが直線のせいなのか、少々ふらつくのが気になるが一度コレに乗ってみたいものだ。
そして初めての変身なしの立ち回り。変身しなくても強いんだねーっ。刀は標準の装備でも連続で斬れるんだねーっ。
いや、決してバカにしてないよ。
そう言えばいつもの変身衣装にはちゃんと羽織も作られている事が判明。初めて使われたね。

さーて次回は初恋の相手を探す女道中師のお話。何とブレイク寸前の高島礼子と、暴れん坊将軍でお馴染みの三ツ木清隆。この二人はお庭番コンビだったはず。しかし何年経っても爽やかな三ツ木さん。
そうそう。確か久し振りで鶴姫も登場、のはず。
ま、嘘くさい星空は無視してもらうとして…。

お楽しみに。
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殿さま風来坊隠れ旅 第13話 [時代劇]

13話。
阿波から安房へ。…って何かのシャレ???シャレなだけでもの凄い大移動。殿さま二人も大変だ。

安房は南総里見八犬伝で知られる里見家が治めていたが、家が没落してからは別の大名が入っている。
さて、その里見家が残した財宝が山のどこかに眠っているという噂が立った。
館山藩では俄のゴールドラッシュに湧いている。
一行は、お宝を探し当ててお京の一座を立ち上げる資金にしようと山に入ろうとする。しかし、入り口は藩の役人に固められていて「お宝探索御免札」というものを一両で買わなければ出入りできないのだという。それは暴利だと宗さんは一抜け。お京・染吉・治さんの分三枚を購入し、いざ山に入ろうとした時、山に住む猟師の娘が札がない為に家に帰れずに困っているのに気付く。それを見た染吉が札を彼女に渡して二抜け。男らしい…。
治さん達は猟師の家に世話になりつつの宝探し。しかし、猟師は宝探しなどやめろと言う。しかもやたらと不機嫌。
一方宝探しの現場では一向に出ない宝にデマなのでは、という噂が広がっていた。治さん達も、娘が知っているという洞窟に行ってみる物の、里見家の紋所を刻んだ地蔵があるだけで手がかりはなし。
実は宝の噂は館山藩の家老が地元の顔役と仕組んだ事だった。人が集まり、旅籠も酒屋も賭場も儲かる。その何割かを藩に納めさせる。おまけにお宝探索御免札でも金を集められると言うわけだ。
しかし、宝の噂自体はデマではなく、実は館山藩も宝を探しているのだ。噂を広めて宝を探させ、見つけたら我が物とする魂胆。いかにもな悪役っぷり。
デマの噂と、ゴールドラッシュの下火に売り上げが減ってきたので、新たな策に出る家老一派。
宝を探していた男が、三本爪の巨大な足跡の化け物に襲われると言う事件が起きた。足跡の側に砂金が落ちていたことから、やっぱり宝はあるんだ、この怪物が宝を守っているんだと再びお宝探しに火が点く。
そんな中、猟師が山を下り、家老を訪ねて宝探しをやめるように懇願する。自分は猟師。山を荒らされては暮らしが立ちゆかない。どうか宝探しをやめてくれ、と言う訳だ。
この猟師、もしや里見家ゆかりの者ではないかと目を付けた家老は、配下に猟師を探るように命じる。
猟師が家で一人宝の地図を見ている時、三本爪の怪物に襲われ大怪我を負う。駆けつけた治さん達と猟師の娘。そこで猟師が告白する。我々は、里見家の末裔だと。いつの日か、残された財宝で里見家を再興するのが我々の勤めだったのだと。しかし、地図は奪われてしまった。地蔵を倒してくれ…がくっ。
村垣の調査で三本爪の怪物の正体が明らかになる。足跡は地ならしの道具を使って作ってあり、傷は忍びの者が手甲鉤で人を襲っていたものと判明。
さて、洞窟では家老達がからくりを動かして宝を手に入れようとしていた。
そこへ鷹参上。
洞窟の中での立ち回り。狭いけど頑張る二人。宝にかじりつく家老を見てあきれた治さんは、言われた通りに地蔵を倒す。
すると洞窟は崩れ去り、家老一派もろとも財宝は土砂に埋もれてしまったのだった…。
洞窟の外で甚左は10本目の羽をゲット。そろそろ死体が無くなっているかな…。

さて上のあらすじにほとんど書かなかった宗さんだが、今回はなかなか格好良かったのだ。
まず、賭場で貸し元とサシで勝負をし、賭場を手に入れる。これがなかなかの親分っぷり。
そして染吉を使って料亭の若旦那をそそのかし、博打で大負けをさせる。借金まみれの若旦那を使って料亭内に忍び込んで家老一派の悪巧みを盗み聞き。やるねー。
源内先生はと言えば、お宝探知機で一攫千金を狙っていたが、あの洞窟まで行っていながら見つけられなかった所を見ると、失敗の巻〜だったのでは?
でも「熊より大きい獣は日本にはいない」と言う言葉がちょっと物知りさんな感じでカッコイイ。

さて。次回は赤ずきんちゃん。撮影は彦根城だったと思うが、実際はどこのお話だったかな…。
宗さんのキスシーンあり。
そして噂の…いや、伝説の「木製自転車」登場!!!エンドロールが凄いんだよ。あれはホントに…乗ってみたい…。二人乗りオッケーなんだよな。
お楽しみに。
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殿さま風来坊隠れ旅 第11話 [時代劇]

11話。半分過ぎてしまったな。
今回は久留米。九州ね。前回山口からの九州入り。どうした、普通だぞ…。

治さんはふぐにあたって苦しんでいるところを、女盗人を護送中の侍に助けられる。しかしその侍は女の命を狙う曲者に襲われて命を落とす。いまわの際に駆けつけた治さんは女を必ず久留米まで送り届けると約束する。
一方宗さんは、怪しい客引きに引っ掛かってぼったくられそうになる。とんでもねぇ、表に出ろとやる気満々の宗さんだったが、酒に毒が混ぜてあったようでボコボコにされてしまう。村垣に助けられた宗さんは、ぼったくりの元締めはある大店だと聞かされる。
許せん、とその大店に乗り込んだ所、盗人と鉢合わせ。しかし、その盗賊はどうやら義賊らしい。盗人の頭と意気投合した宗さんは盗人の仲間に入ることにする。
さて治さんは、逃げようとする女をどうにかこうにか苦労しいしい久留米まで送り届けたが、藩の目付はろくに詮議もせずに女を斬ろうとする。何かおかしいと感じた治さんは女を連れて逃げ出す。
今回の悪者はその大目付。大目付は盗人一味を影で操り、結託している商人の商売敵ばかりを狙わせていたのだ。女はそのからくりに気付いて一味を抜けようとして捕まったのだ。そして口封じに命を狙われていたと言うわけだ。
宗さんの助言で、自分たちが大目付に操られていると気付いた頭だが、大目付によって皆殺しにされてしまう。
と、言うわけで鷹参上。
立ち回りの終わった大目付の屋敷で甚左は9本目の羽をゲット。増えてきたね。
エンドロールは渓流沿いを歩いて行くシーンだったが、橋を揺らす治さん。びびる宗さん。どうなんだか。

今回は鶴姫も登場。治さんと一緒にいる女盗賊に激しく嫉妬していたが「そんなに飢えておいでなら一言私に言って下されば…」の台詞はちょっと姫としてどうかと…(笑)
あと気になって仕方ないのが、毒で倒れた宗さんが目を覚ました時「安心しろ。解毒の薬は飲ませておいた」の台詞。
何の毒だかわかってたのか。いや、どうやって飲ませたのか。どうなんだ、どうなんだ村垣。

ともかく、殿さま二人、毒に当たるとはみっともないったらありゃしない。

さーて、次回は鳴門秘帳だ。
と、言っても最近の若い人には分からないか…。
とにかく、徳島でようやく村垣が自己紹介の巻。
確か源内先生の「自動藍玉つき機」が登場。しかし、あっという間に壊してしまうのにはびっくり。
そして甚左の関所破り。色々あるぞ。ご期待あれ。
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殿さま風来坊隠れ旅 第10話 [時代劇]

第10話。二桁だぜ。
今回は山口県。静岡から山口。かっ飛ばしてるぜ。
周防・徳山に入った治さんは、藩の役人に内職をとがめられ、乱暴されている侍を助けようとした娘・さゆりに助太刀する。そこへ馬に跨り現れたのはなんと鉄仮面。鉄仮面は役人を蹴散らすと颯爽と去っていった…。
徳山藩は萩藩の分家であり、本家からやって来た家老一派に譜代の家臣は酷い目に遭っているのだという。
徳山藩主は初めそれを許さなかったが、ある時から突然に人が変わってしまったとか。その頃から、城の天守に鉄仮面が現れるようになったという噂が広まっていた。天守の鉄仮面と町に現れる鉄仮面は果たして同じ人物なのか…。
一方宗さんは賭場で元家老の息子・平八郎と出会う。元は家老であった平八郎の家も萩からの付け家老が来た為に無役のヒラ藩士になっていた。その家老に異を唱える者達をまとめている平八郎こそ、実は鉄仮面だったのだ。
平八郎は捕縛され、処刑されることに。
処刑の見聞役にはなんと甚左。甚左は立ち寄った家老の屋敷でもてなしを受けていたのだ。
処刑場に切り込む平八郎の仲間、宗さん。そしてさゆり。ついでに村垣。騒然とする処刑場に現れたのは鉄仮面。って、その着物は明らかに治さん。
なんとかその場を切り抜けて、治さんはさゆりのいる寺へ。そこで、さゆりが藩主のご落胤だと知る。さゆりは天守の鉄仮面の正体を確かめに城へ。忍び込んだ天守で出会った鉄仮面は、幽閉された藩主であった。
仮面を外し、藩主を助け出した所へ家老一派がやって来る。ああ、もう逃げられない、と言うところで鷹参上。
まさかの天守閣でのラス立ち。
その後やって来た甚左は8本目の羽をゲット。死体はまだ転がっている。
そしてさゆりは、藩主の娘だと名乗らずに徳山を去るのだった。

今回の話は殿風でもかなりぶっ飛んだ方の話だ。そもそも鉄仮面って…どこからその脚本にしようって思ったのか…。
一番の笑い所はエンドロール中ずっと繰り返される「だろまさんがころんだ」だ。
悪人の世話になってしまって治さんに会わせる顔のない甚左が二人を追いかける。殿さま二人が振り向くたびに慌てて隠れる、追いかける、隠れる…。
いやー、楽しい。これでこそ殿風。

そうそう、源内先生は鉄仮面の顛末を描いた黄表紙で大当たり。お京と染吉もそのお手伝いでおおわらわになっていた。その、顔に墨の付いた染吉がみょうに可愛らしかった(苦笑)つーか…刷るのも自分らでやるのね…。

さて次回は盗人の話。だが、これも何だか思い出せない。うーん。いや、過去には見てるんだけど…。
まあいいや。その分楽しめるってもんだ(失笑)
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殿さま風来坊隠れ旅 第9話 [時代劇]

第9話。
甲州から駿河に抜けた海沿いの宿場。

この宿場では二組のヤクザが漁港の利権を巡って争っていた。その為宿場は荒れ放題。
治さんが立ち寄った居酒屋では、女将が死んだ亭主の借金を抱えて、それを理由に二人の親分に言い寄られていた。
何かを思いついた治さんは片方のヤクザの用心棒になる。
一方宗さんももう片方の一家に草鞋を脱いでいた。
果たし状が送られ、いよいよ決戦、と思ったら急に代官が視察にやって来た。
仕方なく果たし合いは中止。しかし、ヤクザ同士殺し合って町がきれいになることをもくろんでいた治さん達はがっかり。そこで居酒屋の女将が一芝居。
一方の親分に惚れたという事にして、もう一方を怒らせる。治さんと宗さんはなぜか用心棒を入れ替わり(ちょっといろいろあるんだがめんどくさいので割愛)そしてようやく大出入りにこぎ着ける。
いざ勝負、と用心棒の二人が前に出て、斬り合うかと思いきやお互いくるりと背中合わせになり、互いのヤクザをこてんぱんに。
これで片づいたと思った矢先、甲府勤番の一団がやって来た。
ヤクザの親分二人をあっさりピストルで撃ち抜き、ヤクザは片づけてやった。これからは自分たちに上がりの7割を寄越せ、とか何とか言う。
と、言うわけで鷹参上。
死体の転がる寺にやって来た甚左は7本目の羽をゲット。
エンドロールは海辺を歩く二人の姿がすーっと映されていたが、楽しげに一体何を話しているのか。気になって仕方ない。

さて、今回は治さんがとにかくよく食べていた。
まず居酒屋で。用心棒になったヤクザの家で。そしてまた居酒屋で。開始15分で三食って…(笑)
源内先生は自動もみもみ機を開発。以前はエレキテルを直接流す感じでの治療だった(だと思う)ので、かなりソフトになっている。しかし、それを使って今回は代官を足腰立たないようにしてくれたので、それはそれでなかなか恐い代物のようだ。

ところで今回駿河に甲府勤番組が来ていたのはなぜだったんだろう…。
そんなに遠くまで、一体なにをしに…???
謎の多い時代劇だ。

さて次回は…。
鉄仮面!!!
そうだ鉄仮面だよ!!!
忘れてたわー、そんなのもあったねー。
奇抜奇抜な時代劇とは思っていたが、この話は奇抜すぎて頭の中からデリートしていたわ。
これと赤ずきんちゃんは凄かったね、インパクトが。
何か殿さまが幽閉されてた、的な話だったと思うけど…。あんまり覚えてないなぁ。

つーか…村垣がまだ自己紹介してない…。四国にはいつ行くんだ…。

楽しみにしてよう。覚えてないならしっかり見なきゃ。
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殿さま風来坊隠れ旅 第8話 [時代劇]

もう8話か…
今回は信州伊那部の宿。石見から…もういいけど。

今回は治さんの恋のお話。
無頼の輩に絡まれている娘・お雪を助けた治さんは彼女に一目惚れ。
一方宗さんも別のタイミングでお雪に一目惚れ。
お雪は宿場の本陣の娘だった。その本陣を欲しがってヤクザが弟に博打での借金を背負わせる。
その借金のカタに主は本陣をヤクザに渡す書類に判を押すが、その口封じに本陣の主は殺されてしまう。
そんなあれこれの中、治さんとお雪の中はますますイイ感じに。
それを察した宗さんは身を引くが、治さんが恋に夢中なことが甚左にばれてしまう。
必死でいさめる甚左。それを影で聞いてしまったお雪は泣きながら治さんを諦める…。
そんなこんなで鷹参上。
殿さま二人が去った屋敷にやって来た甚左は領民の為に恋を諦めてくれた治さんを褒めるのだった。
鷹の羽、6本目ゲット。

この話は、全編コイバナなので、お京・染吉のお騒がせコンビの出番はほとんど無く、源内先生もエレキテル発動せず、村垣も一瞬だった。たまにはそんなのもいいね。
見所はやはり、甚左の説得シーン。
「このわしが、どうしても許すことができんのだ」と痛々しくお雪に謝る姿はちょっときゅってなる。
でも、ちょっと気になることが…。
甚左に治さんのコイバナを伝えたのは宗さん。「もう帰らないかも知れない」なんて事、言わなけりゃ二人の仲は上手くいっていたかも知れないのに…と考えると、まさか宗さん、お雪に振られた腹いせに甚左にちくったか…???
ラストシーンでは「人間の最大の美点は忘れること」なんていけしゃあしゃあと!そんな治さんは肩を落としながら「オレにはそんな美点などない。お雪のことは生涯忘れぬ」と未練たらたら。
と、思ったら「行こうか!」と、振り切るように笑顔見せて…。
うう。こんなにあのアホっぽいエンディングテーマが似合うと思ったこと無いわ。すげーや。

さて次回は「世にも高貴な用心棒」。
敵対するヤクザの用心棒になった二人が、宿場を救う為にとった行動とは!
そして何だか食ってばっかの治さんにも注目。
ここのヤクザはちょっと憎めなくて好きなんだよねー。
お楽しみに。
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子連れ狼 最終回 [時代劇]

今日は殿さま風来坊隠れ旅がなかった。
暴れん坊将軍スペシャルの為に。別に暴れん坊将軍に文句はないが、やっぱりちょっとがっかりだ。
そんなわけで、今日は子連れ狼を語ってみる。

今、東京では子連れ狼(北大路欣也・小林翼)を再放送している。
再放送しているのは知っている。ここのブログが翼の検索で引っかかってくる人が多くなっているのもそう言うことだと思う。
で、たまには見てやろうと思ってちい散歩を点けっぱなしにしておいた。そして始まったのを見てみれば、最終回だった…。
よりにもよって…たまたま見ようとしたら最終回かよ…。

内容はまぁいい。だって、最終回だから烈堂と結着だもの。

うーん、やっぱり翼はスゴイ役者だね、としか言えないよ。もう、彼がいなかったらこのシリーズ全く成り立たなかったと思う。
目の演技。歩き方、台詞も。
一つ一つに惹きつけられる。すごい。スバラシイ。しかもかわいい。
で、この再放送で今日の一回しか見てないのに泣かされてしまった…。
もう…翼ったら…。

今後彼主演で時代劇作ってくれないものかなぁ、東映さん?
どうよ???
いや、冗談だけどさ…。

小林翼…私は彼をまだまだ応援し続ける。
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